株投資、何からはじめる?
インデックス?高配当?もしかして債券?

投資を始めたきっかけは「なんとなく」だった
株式投資を始める。
今では、人生においてとても大事な一歩だったと思っています。
私自身、社会人になったのは2001年ごろ。当時は「社会人になったら、株くらい持っておいたほうがいいのかな」という、かなり軽い気持ちで株式投資を始めました。
たしか、一番最初に購入したのは野村證券だったと思います。
当時は今ほどネットで簡単に情報を集められる時代でもなく、株式投資には「なんとなく怪しいもの」というイメージもありました。
勉強して始めたわけでもありません。
単に「株を持っている」というだけ。
結局、鳴かず飛ばずのまま、日本を離れるタイミングで保有していた株はすべて売却しました。
今振り返ると、これが私の最初の投資経験でした。
2019年、本格的に投資を再開
2019年に日本へ帰国してから、本格的に投資を再開することになりました。
とはいっても、これも「並々ならぬ決意をして」とか、「投資の知識をたっぷり身につけてから」というわけではありません。
やっぱり、なんとなくです。
帰国後、幸運にも仕事を見つけることができ、定期的な収入を得られるようになりました。
もともと私は、お金を使うより貯めるほうに興味があるタイプ。
どうせ貯めるなら、ただ銀行に置いておくより、増やせる可能性があるものに置いておいたほうがいいよね。
そんな程度の考えで、再び株式投資を始めました。
まずは買ってみる。
2019年に投資再開時に購入したのが、鎌倉新書(6184)でした。
株価がそれほど高くなく、配当利回りもそこそこ。そして、葬儀関連のビジネスということで、「これから高齢化が進むなら、将来性があるんじゃないかなぁ」と考えて購入しました。
今だったら、なかなか食指が動かない銘柄です。
ただ、当時は「これくらいなら、仮に株価がゼロになっても生活には影響しないだろう」という感覚でした。
まずは買ってみる。
そして、実際に株価が動くのを見てみる。
そんな軽い気持ちでした。
でも、これが投資について勉強するきっかけになりました。
売ってみる。利益を実感する。
半年ほど経ったころ、鎌倉新書の株価が少し上がりました。
そこで、「売ったらどうなるんだろう?」と思い、実際に売却。
そして、証券口座にお金が入ってくるのを確認しました。
当たり前のことなのですが、これがけっこう大きな経験でした。
「株を買う」だけではなく、
買う → 値上がりする → 売る → 利益が確定する
という一連の流れを実際に経験したわけです。
その際に少し利益が出たこともあり、次に購入したのがオリックス(8591)、中部電力(9502)、ソフトバンク(9434)。
このあたりから、単純に株価が上がりそうかどうかだけではなく、高配当や増配といったことも考えて購入するようになりました。
そして、NISAも利用するようになり、こちらではインデックス投信の積立を始めました。
高配当株とインデックス投資
その後は、配当利回り3.5%以上を一つの目安に、いわゆる高配当株へ主な余剰資金を投入。
一方、NISAではインデックス投信を積み立てる。
このスタイルを4年ほど続けました。
その結果、一時期は投資資産の割合が、
高配当株:投信=8:2
くらいになっていました。
資産を増やすことだけを考えるのであれば、インデックス投信に集中投資するのが王道なのかもしれません。
実際、長期・分散・低コストという意味では、非常に合理的な方法だと思います。
ただ、私の場合はそれだけではありませんでした。
配当金によって、日々の暮らしが少しずつ良くなっていく。
この実感が、早く欲しかったんですよね。
資産が増えていることを数字で確認するのももちろん嬉しい。
でも、証券口座に入ってくる配当金を見て、
「お、今月はこれだけ入ったか」
と思える。
そして、そのお金でちょっと美味しいものを食べたり、旅行に使ったりする。
そんな「資産形成の成果を実感できる仕組み」が、自分には合っていたのだと思います。
結果として資産を増やすこともできました。
最初は「なんとなく」始めた株式投資でしたが、振り返ってみると、買って、売って、失敗して、考えて、また買う。その繰り返しの中で、自分なりの投資スタイルができてきたのだと思います。(失敗談についてはまた別のところで紹介しますね。)
今思えば、最初から正解を探す必要はなかったのかもしれません。
いまだに正解はわかりません。
小さく始めてみる。そして、サイクルを経験してみる。
私にとっては、それが投資を続けるきっかけになりました。


